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ネットで気になった記事や出来事について、できるだけ中立な立場で普通に考え、つぶやいてみるブログです。

憲法改正???ダーウィンの進化論と社会進化

うーん、週2のペースで書こうと思ってもなかなか続かない毎日、、、

 

さて、本日は香港でついにあの法案が通ってしまいましたが、、、

それは明日に書くとしまして

 

今日は、先週自民党がやらかした4コマ漫画についてコメントしたいと思います

 

もう、ネットではそれなりに批判記事が出ていましたが、

個人的には「ん?こんなもんか?」って量で

いつも噛みつく立憲のR氏も甘噛み程度のコメントでしたね

 

www.asahi.com

 

まぁ、肯定的な目で見れば

「わかりやすくしたかったんだろうなー」

くらいですが、

正直、「馬鹿じゃねーの」と個人的には全否定です

 

中学生の時かな?新書版サイズの

ダーウィンの進化論は間違っている」

みたいなタイトルの本を買って読み

その時は内容にすごい感動した記憶があります

後々、その本の内容は拡大解釈しとるやんけーと気づきましたが

その本の内容は

「突然変異と自然淘汰では今の進化は説明がつかない」

「突然変異は基本的に有害変異であり、都合の良い変異はほとんど起こらない」

「オーストラリアに有袋類が数多く生息するのは突然変異では説明できない」

「進化は突然変異ではなく、環境によって緩やかに起きるものである」

みたいな内容だったと思います

 

その時は「ふむふむ、なるほど!」と思ったわけですが、

ダーウィン自身は突然変異がどうこう言ってませんし

そもそも進化=より優良種に変化

とも言っていません

 

遺伝子学もなかった時代に、

「生物が何かのきっかけに変化し、環境に偶然あった種が生き残った」

みたいなことを言ってるだけです

 

進化自体に優劣をつけていませんし、

そもそも進化という言葉も最初は使っていなかったようです

 

 

若い読者のための『種の起源』

若い読者のための『種の起源』

 

 

 

これを現世界に置き換えると

核武装する国、核を放棄する国、

同盟国を増やす国、侵略を狙う国、戦争そのものを放棄する国、

様々な国防の在り方があって

どれが正しい・間違っているかは今ではわからず

時が経てば正しかった国だけが残る

 

それがダーウィンの進化論が言わんとすることです

 

なんで、

進化=より優良

にという勘違いが生まれたかというと

ダーウィン種の起源をベースに様々な進化論が「進化」したからです

今ではダーウィンの進化論をベースとしたさまざまな進化論がありますので

興味があれば調べてください

 

そして、この生物学の進化論を社会学に取り入れて

作られたものがスペンサー主義と言われる主張です

そして、このスペンサー主義がやばい思想なのです

 

ダーウィンの進化論を

変化したものが生き残る→生き残るものが進化した者

進化した者→より優秀な者

と曲解して

挙句の果てに「より優秀な者が遅れた者を導く」

みたいな感じになって

植民地主義の正当化や帝国主義の隆盛

人種差別の助長を促していったわけです

 

社会×ダーウィンの進化論=ヤベー思想

 

という過去があるにもかかわらず

 

改憲ダーウィンの進化論を

たとえ話に起用する

 

「馬鹿じゃねーの」

「これで改憲反対の口実与えたもんじゃん」

と思ったんですが、、、

 

立憲や共産党が発狂していないことを見ると

 

散々、戦争法案!やら独裁政権!と叫んでる政治家も

実はあんまり歴史知らんのじゃね?

 

と肩透かしを食らった感じですね

 

個人的には改憲には賛成なので

改憲の必要性を広めたいのなら

正々堂々と今の社会情勢を説いてほしいと思いますけどね

 

インドや香港を例にした方が分かりやすいと思いますし、、、

 

日本と中国と台湾と尖閣諸島

昨日、JPRESSので

 

news.yahoo.co.jp

 

との記事が出されていましたね

 

記事中では、アメリカの基地を攻撃しないことを条件に

アメリカが積極的な防衛介入してこない

とあり、中国側の希望的観測が強い内容となっていましたし、

おおもとのレポートには続きがあって、

日本やアメリカがどう対応するべきかとのアドバイスもあったようです

 

さて、最近尖閣諸島に中国軍がやたら侵入するようになって

漁船を追い回すなど、今までと違った強気な対応に出ています

フェーズが変わったと誰かが口にしていましたが、

明らかにフェーズが変わったように思いますね

 

さて、素人ながら中国がどういう風に考えているか推測してみましょう

 

1.尖閣に侵入を繰り返し、領土問題があることをアピール

2.主権は中国にあることをアピールするため、

 日本に対して攻撃的態度に出る  ←今ここ

3.日本の漁船が不法操業していると言う

 映像資料とかを作り始めて世界に向けて本格アピール

 (あわよくば日本側が攻撃的な態度を取って欲しいと思っている)

4.何らかの日本側の行動をきっかけ(中国監視船に威嚇射撃をするなど)に

 一気に海上封鎖

5.尖閣より日本寄りの海に海上基地などを設営

6.国際世論が忘れたころに上陸・実効支配

 

ってとこだと思います

 

竹島や北方4島、南沙諸島を見ればわかるように

実効支配したら取り戻すのは不可能ですので、

実効支配したもの勝ちです

 

そして、中国は尖閣諸島を諦めることはありません

何故なら、地図を見れば一目瞭然です

 

f:id:portestado:20200618224958p:plain

(グーグルマップ)

 

黒丸の位置が尖閣諸島(大体)ですが、

ここを中国領土と確定したら

台湾が自動的に入るからです

 

中国は一つの中国として台湾の独立は認めていませんが、

なんだかんだで台湾は半独立状態にあります

 

ただ、そこを飛び越した尖閣諸島を中国領と示したら

見た目はもう中国ですね

あとは、経済圧力とか掛けつつ、時間をかければ

台湾が屈するのも時間の問題になります

 

台湾を直に取り戻すより尖閣取った方が労力的に楽なんですよね

中国からしたら

もちろん、その次は大陸棚→沖縄と太平洋へ出よう出ようとするでしょう

 

ランドパワーの国「中国」がマージナルシーを得るために

南沙諸島を実効支配 → 南シナ海

尖閣諸島(+台湾) → 東シナ海

そして、ワールドシー(太平洋)に進出

シーパワー国家として覇者の道を・・・という目論見ですよね

 

んな中でも、日本ができることはあると思うんですけどね

 

まず、台湾と交渉して尖閣諸島を日本領と正式に認めてもらうということ

今の総統は反中ですし、香港の問題もあり台湾自体が危機感を持っています

 

尖閣取られたらヤバいのは分かってるので、

日本(アメリカ)に防衛してもらうために尖閣から手を引くことは

十分にあり得ると思います

 

これは可能かどうかは分かりませんが、

(一応、台湾問題は正式には日米ともに中国に合わせているので)

香港の特別待遇を排除して台湾に付与するとかね

 

アメリカもなんだかんだで中国が太平洋に出てこられたら

やっかいなので、台湾→日本のラインは残しておきたいんですよ

いわゆる、前線の壁ですよね、利用価値はあるんです

ただ、コストをかけるかかけないかの問題で

 

なので、日本としては尖閣を守らなければ

日米同盟の価値すらなくなる(半減する)可能性や

中国と直接対峙する危険性も秘めてるわけです

(台湾なくなっちゃうかもだからね)

 

個人的には台湾と調整して、

とっとと尖閣諸島に鰹節記念館や資料館を建てて

実効支配すべきだと思いますけどね

 

そんなことしたら、中国もあの手この手で対抗してくるでしょう

もしかしたら、中国にいる日本人を人質にしてしまう可能性もありますが、、、

 

このコロナでインバウンドに頼ることや

中国に製造を依存することが危ういということが分かったと思うので、

これを良いきっかけとして、中国から資本を引き揚げさせるべきだと思います

すでに補助金を出していますが、国策としてやるべきかと思いますね

 

あとは、それでも多くの日本人が中国から離れられないと思いますが

そのためにも、台湾を引き込んで国際世論に正当性をアピールし、

危険性を少しでも減らしながら、あとは政治的決断で

やりきる必要があるのではないかと思いますね

 

ま、ここまで書いて、そんなことできる政治家がいると思いませんし

日本の世論もマスコミ総出でによる批難で政府叩きまくるから

実際にはやろうとした段階で、政府が弱体化し、計画倒れになるでしょうね

 

結局、日中両国の国内事情を見て

実効支配に先手を打てるのは、、、、

残念ながら、このままいけば中国でしょうね、、、

共産党がやると言ったら、反対派粛清してでもやるのが

中国ですからね

 

そうなる前に、台湾との交渉くらいはしてほしいと思います。。。

 

衝撃!!新型コロナ抗体検査

先週から今週にかけて色々ニュースがありましたね

拉致被害者横田滋さんがお亡くなりになられたり、

今日は北朝鮮が共同施設を爆破したり、

自民党河合議員の秘書が懲役刑になり、

連座制が適用される可能性が高くなったり、

その他色々、つぶやきたいことがいっぱいあったのですが、

個人的にも色々あって更新できてませんでした

 

さて、そんな中、北朝鮮については別途するとして

東京と大阪で行われた新型コロナウイルスの抗体検査の結果が出たので

それを考えてみたいと思います

 

というのも、個人的にめちゃくちゃショックだったからです

 

まず、感染者が38万人、死者も2万4千人を超えるニューヨークで

先んじて抗体検査が行われていたのですが、

その結果14%の人に抗体があったとのことです

集団免疫を獲得するには60%の人が抗体を持てばいいとされているのですが、

万単位の死者が出て14%はなんとも言えない数字だなと感想を持ちました

 

で、日本の方の結果を待っていたのですが、

3%くらいあればなー、せめて1%と思ってたのですが

衝撃の0.1%(大阪は0.17%)

 

見た瞬間、

あ~、やべーなーこれ

ですね

 

まー、2000人規模の検査なので、統計的に有効かどうかわかりませんが

ソフトバンクが自社社員に行った結果も似たような結果だったので

そんなに大きく外れてはいないようにも思います。。。

 

が、

読み方としては

 

1.日本ではほとんど感染拡大していなかった

2.もっと感染していたが若い人を中心に自己免疫で治癒し

 抗体ができなかった

3.そもそも抗体ができにくい

 

等々が考えられます

 

ぶっちゃけ、日本の公衆衛生意識はめっちゃ高いので

ほとんど感染拡大していなかったのだと思います

 

麻生大臣曰く

民度が高い」とのことですが

(この言葉もテレビを中心としたオールドメディアに切り取られて

独り歩きしましたけど、ただ、かましてきた相手にカウンター食らわせた

だけの理知的な返しなんですけどね)

 

日本に根付いた習慣が思った以上に効果があったということなのでしょう

 

ただ、根本的に何の解決もしておらず、

本格的に流行したら日本もやばいということです

 

ニューヨークの抗体保持率が14%、日本が東京大阪の間取って0.14%

とした場合、簡単に感染規模に100倍の差があったということです

 

そうすると、東京を例にとると

現時点で感染者が5,500人、死者が314人なので

ざっと100倍すると感染者55万人、死者3万人

ニューヨークとほぼ同じ数になりますね

 

京大の山中教授が「日本にはファクターXが存在する」と

日本ならではの要素が感染者数を低く抑えているのだ

と推測していたのですが、

下手をすると「日本の習慣が感染を低く抑えていた」

だけになってしまいますね、、、

 

 

 

 

さて、これで感染対策として日本がとるべき道は

多くなくなりました

集団免疫作戦は完全に終わったので

大雑把にくくると

「諦めてウイルスと共生」か「長期戦で戦う」の2択で

経済的なことを考えたら

諦めてウイルスと共生するの1択になりますね

 

正確に言うと

予防に努めながら、ウイルスと共に生きれるシステムを構築する

になると思います

 

やることもほぼ決まってきますよね

 

1.軽症者の隔離施設を各都道府県で確保し、医療崩壊を避ける

 (今は旅行自粛でホテルが開いてるけど、経済活動再開させても

  同じような確保を継続)

2.クラスター発生施設の強制業務停止及び店名公表させる法整備

 (飲食店の食中毒と同じような対応)

3.衛生資材の増産及び潤沢な供給網の確立

4.入出国制限措置の継続

5.ワクチン及び治療薬の開発援助

 

要するに

軽症者を医療機関から切り離し、医療のリソースを圧迫させず

発生源を徹底的に潰して行き、国民には衛生管理を徹底してもらう

そして、海外からの往来は当面止め、ウイルスを入れさせない

そして、ワクチンや治療薬を早期に開発し、

インフルエンザレベルに危険を抑える

ですね

 

細かい対応は色々あると思います、経済支援とか、その他の法整備は

もちろんやらなければならないですが、

新型コロナの根本的な対策は上記5点が中心となりますね

 

特に最初の隔離施設の確保が一番重要だと思います

 

なので、

  

今後、国や自治体が

○○アラートとか危機を煽り始めたら

ネットで調べてみましょう

 

隔離施設を確保し、公表しているのか

 

それのあるなしで

パフォーマンス優先なのか

実態ありきなのかがわかると思います

 

 

 

99人の壁と飛ばし記事

6月7日の共同通信社によるネットニュースに

 

日本、中国批判声明に参加拒否 香港安全法巡り、欧米は失望も

 

との見出しの記事が出ましたね

 

それを見た時の感想は、

「おいおい、日本も声明に参加しろよ、、、さすがにないわ・・・」

と思った次第で、そこにあふれるコメントもおおむね

「日本に失望」「弱腰外交」「中国に忖度」といった日本政府に対する憤慨

が多数を占めていました

 

しかし、開けて翌日、政府関係者や自民党議員の反論により

どうやら誤報?ではないかとされています。

 

内容には触れませんが、

最近の共同通信社の記事には???となるものが多く、

報道機関なのか?と疑いたくなります

 

99人の壁でやらせ問題が発覚し、先週末に見た番組では

冒頭にテロップで謝罪文が掲載され、ナレーションによって

読み上げられていました

 

個人的にはやらせには違いないのですが、特段生活に支障があるものではなく

言ってしまえばバラエティー番組の演出なんじゃね?程度にしか思いませんが、

冒頭にしっかりとした謝罪文を掲載したのは

よかった対応かと思います

 

半面、今回の共同通信社飛ばし記事

最近目に余るワイドショーの適当コメントの垂れ流し

その後、事実と反するとわかっても訂正しないその姿勢には

怒りや呆れといった感情より先に、

「それダメだろ」という冷ややかなツッコミの方を入れてしまいます。

 

以前から思っていたのですが、

ちゃんとしたニュース番組であっても、

「名前や漢字の読み間違い」と

「重大な誤報(例えば、一般人の写真を殺人犯として映したとか)」

が同じレベルで、キャスターの(*- -)(*_ _)ペコリ 一つで終わるのも

如何なものかと、、、

 

こんなメディアに対して、結構冷めてみてる若者も多く、

 

 では、テレビとネットの情報差を揶揄したシーンも登場してますね

 

また、「ホンマでっかTV」ではテロップで

「数ある説の一つです。ホンマでっかという気持ちで見てください」と

毎週明記、説明されます

これを参考にフェイクニュース対策として

これから、ニュース、ワイドショー、新聞、週刊誌、ネットニュース問わずに

「この記事は綿密な取材の元、事実を記載しています」(事実)

「この記事は、集めた状況証拠をもとに、専門家が考察した一説です」(信頼高)

「この記事は、考察であり、現時点では真偽は不明です」(信頼低)

 

といったような、各企業独自の信頼度認定を付して、

事実とした記事に、フェイクがあれば処罰できるような

法整備も必要なのではないのでしょうか?

 

と言ってたら、

ほとんどの記事やニュースが

「この記事は、集めた状況証拠をもとに、専門家が考察した一説です」

になりそうで怖いですけどね

 

※この記事は、考察であり、現時点では真偽は不明です

 

国家安全法 by中国

5/28に中国の全人代にて国家安全法が制定されましたね

 

本来、形的には香港は1国2制度として、中国に属していながらも

中国本土の法律が適用されない特殊な立場にあります

香港にも、香港版国家安全法がありますが、今回は

全人代が決めた中国本土版です

ただ、なんかの特例で全国法として香港にも適用でいるらしいので

香港のみならず、米英含めて「香港の高度な自治が担保できない」と

大騒ぎです

 

アメリカなんかは、香港の特別優遇措置(関税とか様々な優遇)を撤廃すると

息まいていますが、これから香港市場はどのようになっていくのでしょうか、、、

 

地政学的に見て、中国は香港と台湾を手放すわけには絶対あり得ません

マカオや香港といった、中国沿岸都市から台湾を支配下に置いて自由航行が担保され

初めて太平洋に出れる

要するにアメリカとシーパワーをかけて対峙できるようになるからです

 

もっと言えばマカオ・香港~台湾~尖閣諸島~沖縄~朝鮮半島

実効支配できれば、南シナ海東シナ海という海域をも手中に収めることができ

近海の脅威も排除できるわけです

だから、尖閣諸島にちょっかいを出しているわけで、

沖縄の知事が中国に傾倒しているのは何か入り込んでるのではないかと疑いたくなるわけです

それくらい中国におけるマカオ北朝鮮ラインは理想的な第一次ラインであり、

あの手この手で手に入れたいラインなのです

 

さて、話はそれましたが

これから香港はどのようになっていくのでしょうか

正直、デモを行っている若い方には申し訳ないのですが、

将来の雲行きはよろしくありません・・・

 

そもそも2047年には一体化することは決定していますので

このまま何もなければタイムアップが待っています

かといって、アメリカや元宗主国であるイギリスを頼ろうとしても

中国本土からの締め付けが強くなるだけです

そもそも、今回の国家安全法の制定もアメリカが香港に肩入れしすぎるからだと

の見方もあります

 

中国にとってみれば1国2制度をとってはいるものの、自国の領土であるはずなのに

アメリカが「高度な自治が保たれているか毎年検証する!」と言ってくるわけで

「何内政干渉しとんじゃい!」となるし、

香港市民に対しても「お前ら何勝手にアメリカと悪だくみしとんじゃい!」って

思われてるんですよね

中国がチベット等他の自治区にやったことを考えれば、

香港やアメリカを応援したくなりますが、

でも、言い分としては中国の言い分ももっともです

 

そして、その締め付けを覚悟してアメリカなどの外国勢力や

国際世論を味方につけても、結局、戦地になるのは香港になるので

まさしく、行くも退くもツライ選択しかない状況に陥っています

 

ただ、日本も対岸の火事として見ていられません

香港の次は台湾ですし、台湾の次は尖閣・沖縄です

特に尖閣諸島はかなりやばいと思います

ああいう、領土紛争になっている場所は

最終的には「やったもん勝ち」になるからです

今はまだ、香港もこのような状況ですし、台湾も中国との距離を取っててくれており、

このおかげで飛び地の尖閣諸島に対して強硬手段を取ってこないだけであって、

香港・台湾が片付いたら、一瞬でやられる可能性があります

 

その時に国際機関に提訴しても、WTOやWHOの様子を見たら役に立たないのが

分かると思います

 

そうなる前に!

そして、心情的に香港を手助けするために!

自分たちができることは

「可能な限り中国製品を買わない」

「多少高くても、国産品を」

「それが無理なら、東南アジア製を」

です

 

中国のパワーの源は、人口であり、そこから創出されるお金です

中華マネーが中国の力の源泉であるのですから

 

国としての外交等々は自分たちにはどうしようもできませんが、

(せいぜい、ちゃんと投票に行ってましな人を選ぶだけ)

このような日々の小さな行動も積み重なれば

大きな力になる・・・・かもしれませんよ

 

 

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日本のコロナ対策は成功 WHOが評価?

WHOのテドロス事務局長が25日の記者会見で

日本の緊急事態宣言解除について、新規感染者数も減少し、

トータル的な死者数も少なく、対策が成功した。と評価しましたね

 

個人的には、今頃何言ってんだ?

散々、「マスクは無意味」やら「(韓国に対する渡航制限を)政治的な問題にすべきではない」、「日本は検査数が少ない」などなど

散々、日本のやることなすことに懸念を表明されていた気がしますので

どうしてもそういう感想を持ってしまいますよね

 

まぁ、WHOは世界的な感染拡大を防止、抑制させる立場にあるので

ある程度、厳しい懸念を表明して各国のケツを叩いて油断させないように

するのだろうなぁと言うのは分かります

 

ただ、それならそれで、感染初期の中国の対応を絶賛するのが解せなくなるのですよね

それも、新たな感染症に対する不安をあおらないように配慮したのでしょうか?

さすがにこれは無理のある解釈になりますね、、、

 

ともあれ、WHOに評価されなくても

 日本の医療はかろうじて崩壊を免れています

超過死亡も平年と変わらない(それどころか地域的には例年より少ない)らしいので

医療という分野で見れば日本の対策は成功していると思いますね、素直に

個人的にも感染症指定病院に出入りしたり、先生とお話しできる機会があるので

(むやみにいくわけでなく、最低限の仕事ですよ、、、)

そこで立ち話的に聞く話も、政府の対応には概ね理解をしているようです

 

特にメディアで「検査!検査!」と連日連呼していたPCR検査の拡充には

反対されている先生が多かった(というより、増やしてほしいという先生に会わなかった)し、そこがとても助かっていた印象です

 

確かに、PCR検査をすれば自分が陽性かどうかを知ることができます

もし陽性であれば、誰にも会わずにすれば人にうつさなくて済みます

突き詰めれば、感染が流行している地域の全員が検査を受けて

陽性者を全員割り出して隔離すれば、理論上感染は防げるわけですが

あくまでも理論的な話で、現実的にはそんな膨大な数(大阪だけで言っても数百万単位)の検査が即日できるわけがありません

しかも、感度と特異度という問題があり擬陽性や偽陰性がそれなりの割合(20%程度?)で出るので、すべての陽性者を割り出すことは技術的にも無理なことが分かります

しかも、治療方法がないために、陽性と分かってようが分かってなかろうが

やれる治療は対処療法しかないということで、対処療法で一番重要なのは

重症者の集中管理ですから、軽症の方はどちらにしろ「おとなしく家にいて」

しかないのですね

 

陽性者全員を割り出せない限り、どこかにウイルスに感染している人がいるわけであり、結局「特に呼吸困難等重篤な症状がない限りは家にいておとなしくしてて」

と同じ結論になるのですよね

 

メディアで、PCR検査!PCR検査!と連日連呼されていましたが、

一歩、踏み込んで考えてみる

現実的な条件を付して考えてみる
(即日全員にできるわけではない、治療方法がないなど)

そうすると、「?」と引っかかることがないでしょうか?

 

半月ほど前に立憲民主党の議員さんが

国会質疑の時に尾身座長にPCR検査数が少ないことを例にとり

「市中に実際検査して割り出した陽性者の10倍、20倍、30倍の感染者がいるのではないか!」とまくし立てていましたが

仮に100倍の感染者が居たとしたら、それだけ感染者が居てもこの程度の死者や

医療圧迫で済んでいるので、逆に良かったというものですよ

(亡くなられた方は、当事者であればこの程度ではありませんが、あくまでも数としてみた場合です、、、)

 

これも一歩引いて考えてみれば

立憲民主党の議員さんの質問がかなりおかしいということがわかると思います

 

ま、情報リテラシーの話に逸れてしまいましたが、

今、1万人単位で抗体検査を実施しているとのこと

希望としては、抗体保有者割合が高いことを祈るばかりですが

数%とか下手したら1%未満となった場合には

第二波が本当に怖いものになるのではないかと懸念するばかりです、、、

 

日本のコロナ対策は、現時点では成功していると思います

そこは政府が嫌いでも認めてあげなければいけないことかなと思います

(私は好きでも嫌いでもないですが、、、)

 

ただ、抗体保有者の割合が低いとなると、

日本では全然感染が拡がってなかったとなるので、、、、

最終的な評価はまだまだ下せないのではないのでしょうか?

 

あくまでも、中間評価ということで、

ま、WHOも「まだ、第一波の最中」としていますしね

政府と官僚とマスコミと

世間では、政権べったりの黒川検事長が賭けマージャンですっぱ抜かれた

文春砲炸裂!って話題になっていますね

 

 

黒川さんが、本当に政権べったりで安倍首相や自民党幹部の数々の疑惑を

もみ消してくれている人なのであれば、これから安倍内閣は大変なことになりますね。

 

でも、本当にそうなるのでしょうか?

少し、

 

政府(政権、権力者)=悪

官僚=人事権を握られ出世のために忖度する人

 

という色眼鏡を一度外してフラットに考え、

これから自分たちができることを考えてみたらいいと思います。

 

私は選挙で審判を下せる政治家(内閣や与党、野党)よりも

表に出てこない官僚がマスコミと繋がって世論を操作しようとするほうが

よほど怖いと思います

極論を言えば、民主主義の生殺与奪権を官僚とマスコミが握ってる

ということになります

 

政治家が利権!利権!と叫ばれますけれど

官僚も結構な実務的な権力を持ってますので、

利権がらみでいえばかなりのものですよ

実際に一杯天下ってますからね

 

けど、国民は官僚に対して何もできません

政治家に対しては審判を下せます

 

下せないのは、組織票が強い!というのは

選挙に行かない、投票率が低いからであって、

システムのせいではなくて、国民の選択のせいです

 

でも、官僚はシステム的に審判を下せません

 

審判を下すためには

選挙で選ばれた政治家(内閣)が人事権を持って

官僚を監視するのが一番なのです

 

そして、政治家を国民がちゃんと選挙で監視する

 

結局、日本の政治は腐ってる!というのを改善するためには

そんな文句をスマホで打ち込むより

選挙に行って投票する!

それが一番なんですけどね

 

投票する人がいない?

というのも、投票率が上がれば上がるほど

相対的に組織票の力が薄まるので

政治家もまともにならざるを得ません

 

卵が先か鶏が先か

ではなくて、投票率を上げるのが先ですよ