普段はリスクを過小評価し、必要な時はZeroリスクを求めるリスク
※※※今回から数回(予定4~5回)に分けて10年後に向けた資産運用の考え方を書き記し、併せてリアルに行っていく予定です。
普通に素直に考えて、堅実に資産を形成したいと考えていますので、
お付き合いいただけたらと思います。※※※
前回の記事で
「日本人はゼロリスク志向が高すぎる」と書きました
リスクは低い方がいいに決まってますが、ゼロリスクなどありえません
というか、日々、生きているだけで何らかのリスクを常に抱えています
病気やケガ、会社の倒産であったり、災害、事故、
小さなことで言えば足の小指を机の角にぶつけるリスクとか、、、、
ただ、日本人は目に見えないようなリスクや考えたくないリスクは
意識して見ようとしませんね
意識したとしても保険を掛ける程度です
というより、対処できないのがわかってるからある程度リスクを許容しているのです
まー、あとはリスクの見積もり方の違いであって、普段生きていくためのリスクは
可能な限り排除しながら許容するしか方法がないわけですね
しかし、日本人は積極的にやらなければならない時はリスクを過小評価し
やる必要性がないものに関してはリスクを過大評価=ゼロリスクを求めます
ここに注意が必要です
心当たりはありませんか?
特に日本人は貯蓄性向が高いと言われ、お金に関する教育も確立されていないため
「投資」と言う言葉に対し過剰な警戒心を見せます
投資=リスクが高い → 素人がやらない方がいい
貯蓄=リスクがない → 貯金が一番安心!
といった具合です
これは本当でしょうか?
冷静に考えてみましょう
去年の記事ですが、一番わかりやすいと思います
この内容を見ていただいたら一目瞭然
ベースが1979年になっていますが
日本もアメリカもどこもかしこも1979年まではほぼ一直線に
右肩上がりで株価は上昇しています
1970年代日本はオイルショックで大変なことになりましたが
一時的な下げはあれど、右肩上がりです
また、1979年をベースとしたグラフであることから
アメリカの推移には1987年10月19日かの有名な
ブラックマンデーを含んでいますけど、
長期的に見れば、グラフで確認できないほど
些細なことだとわかります
そう考えると日本のバブルがどれほど異常だったのか、、、
それもグラフで確認できますが、
その後失われた20年と言われた日本ですら
1979年をベースにしたら3.4倍になっています
※詳しくは記事を見てください
なぜそんなことが起きるのか?
それはすごく単純な話です
みんな毎日経済活動しているからです!
毎日、毎日、汗水流して世界中のみんながせっせこ働いて
価値を算出し続けているからです
お金を生み出し続けているから
お金がどんどん増えていくのです
毎年毎年GDP成長率が+○○%
とニュースで言われているように
国内総生産が増えているからです
また、世界では途上国を中心に人口が増えています
人口が増えるにつれGDPもあがります
日本や先進国では少子高齢化になっており
特に日本はそれが顕著で社会問題になっています
ただ、代わりに女性が社会に進出することが当たり前になり
労働生産人口としては女性の社会進出率や社会的地位が低い
日本においては、まだまだ上昇の余地があります
市場にドカドカ資金を流入させていますよね
ゼロ金利政策の名のもと
銀行の貸し渋りをけん制し、あの手この手で
お金を世の中に放とう放とうとしている最中であり
他の先進国も同様です
要するに世界の仕組みとして経済成長、インフレがありきと
なってしまっているのです
ということは、、、
インフレになると貨幣価値は下がります
インフレ率が1%になれば貯金しているお金の価値は1%減ります
貯蓄しているとリスクがないというのは見えていないだけなのです
とは言え、
・そんなの今までそうだっただけでこれからはわからねーよ
・21世紀は人口が増え物がなくなるコモディティの時代って言われてない?
・中国の三峡ダム決壊したら、世界経済終わるんじゃ!
・そもそもコロナで全世界マイナス成長じゃん!
と、様々な反論が来そうですが
確かに、誰もこれからのことがわからないのです
だから、どれが正解かもわからない
もしかしたら、これからも今まで通り株価は上昇し続け、現金価値が減り続けるかも
だし、逆に株価は下降の一途を辿り、現金価値が上がる局面に切り替わるかもしれません
分からないから、分散投資をするんです
分からないから、貯金!は100%現金価値に頼り切るということです
ということで、
次の記事から
自分なりの資産形成考え方を述べていこうと思います
普通に考えれば、正解にたどり着けると思ってこのブログ雑記として書いていますからね